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「それでも無料お試しセッションしますか?」
こんにちは、
寺本桃(てらもともも)です。





私とほぼ同時期に、
コーチングを学んだ方がいました。


Aさんという男性で、
かれはコーチングで独立したいと
言っていました。


かれは、
とても優秀なコーチでした。


かれはいつもいっていました。


「僕は、コーチとしてまだまだ未熟だから、

お金を取ってコーチングをするのはクライアントに悪い。

だから、自信がつくまでは無料でやっているんだ」



私はかれにこういいました。


「でもAさん、
有料にしないとコーチとして
食べていけないですよね?

それに、無料だとクライアントも
真剣になってくれませんよ?」




おこがましいとは思いましたが、
Aさんへ少額でもいいから
有料のコーチングにしてはどうかと言いました。


それでもかれは
意見を変えませんでした。


「僕のクライアントさんは、
収入の少ない人も多いから、

彼らからお金を取るのは悪いよ。
それに、まだまだコーチとして
練習しないといけないからね」




かれはそういって、
いつも無料セッションばかりしていました。


正直、すごく心配だったのですが、
私もそれ以上何も言いませんでした。


それからしばらく、
Aさんとはお会いする機会がありませんでした。



しかし、数か月経ってから、
私は偶然かれのことを思い出して


「Aさん、コーチングの起業、調子はどうですか?」


とフェイスブックでメッセージを送りました。



Aさんからは、返事がありませんでした。



人づてに、Aさんは
コーチとしての起業をあきらめて、
別の会社に再就職したと聞きました。


その知り合いいわく、
最後にAさんと会った時、
ひどく疲れて見えたそうで、
口からは愚痴しか出てこなかったといいました。


コーチングセッションをどんなに無料でやっても、


・セッションをすっぽかされたり
・ただの愚痴を聞く時間になったり
・自分本位にふるまうクライアントが来て


もうコーチになるのはやめた、
と言っていたそうです。




私はそれを聞いて、
本当に悲しくなりました。


だって、Aさんは、
とっても優秀なコーチだったんです。



でも、
これは残酷かもしれませんが
私はAさんにも問題があると思います。



そもそも、コーチングの技術を
磨くこと「だけ」に集中しては
ビジネスとしてうまくいくわけがないんです。


そのコーチング商品を
【売るスキル】が必要になります。


そのために必要なのは、
無料セッションで経験を積むことではなく、
セールスとマーケティングの能力なんです。



あの時の私が、
もっとそのことをきちんとお伝えできていれば、
Aさんは違った道を歩いていたかもしれない。



私は、かれの持つ、
素晴らしいコーチとしての可能性を
潰してしまったのかもしれない。



そう思うと、
本当に後悔しています。











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